原発問題と代替えエネルギーについて

原発問題と代替えエネルギーについて まとめ
・先の東日本大震災により、福島の原発問題がクローズアップされた事は記憶に新しい。
・基本的には、脱原発の方向が正しいだろう
・しかし、全ての原発を止めてしまうと電力料金の高騰が起きることは明白。
・家庭での電力利用が厳しい状況となりうる。
・それ以上に、産業用の電力が高騰→海外への工場移転が進むと予想。
・これまでに作った原発を即座に廃棄してしまうのは現実的な対処にはならない。
・原発の寿命が終わるまでは、既存の原発を活用せざるを得ない。
・現在の日本は大きな規模の地震が発生し易い状況にある。
・大地震が予想される地域にある原発は停止しておいた方が良い。
・茨城県や若狭湾にある原発は停止しておくのが良い。
・岩手・青森・十勝沖でも地震発生の可能性がある。
・今回は被災を免れた原発とその関連施設が十分に安全であるかも検証すべき。
・伊方原発そのものの安全性が低い。停止しておいた方が良い。
・エネルギー開発で、最も大事なことは、国内で得られる資源を使って発電すること。
・石油を輸入することで、資源を賄うのではなく、水力・地熱・森林・藻などから

エネルギーを取り出すという発想でエネルギーを得ることが大切。
・資源を輸入に頼ることで、コストを圧迫しないようにすることが大切。
・近年、メタンハイドレードを採掘する試みが行われている。
・メタンハイドレードも石油同様、有限の資源。
・石油同様、メタンハイドレードも地球環境バランスを考えながら利用する姿勢が必要。
・メタンハイドレードが気化して突出するような危険を考慮し、慎重に採掘を行うべし。
・今回の震災では津波による電源喪失が大きな要因。
・津波だけが問題ではない。
・福島原発では、津波が来る前の段階で電源喪失している。
・これは送電線鉄塔が倒壊したことが原因。
・津波が来ても来なくでも非常用電源に切り替える必要があった。
・今回は、非常用電源が、予備も含めて、津波で使えなくなった為、全電源が使えなくなった。
・外部から非常用電源を運搬しなければならなかったが、津波により運搬手段が閉ざされたことが、運搬手段を確保できなくなった原因。
・空輸等、迅速な対応が行われていれば、被害を少なくできた。
・福島原発では、地震そのものによる設備破壊はメルトダウンを防げるギリギリのところ。
・メルトダウンに至ったのは、人災の部分が多い。

・最初の水素爆発以降のメルトダウンは適切な対応により防げた。
・岐阜飛騨-野島崎沖では、過去にM8.0前後の地震が起きている。
・これらの地域と近隣の既存原発:(東海発電所、若狭湾にある原発は
廃炉の方向にすることが望ましい。
・福島原発事故を教訓として、原発設備そのもののが損壊するという事態も考えておく必要有り。

 

・代替エネルギー
・風力・太陽光発電では代替エルネギーとしては完全には無理。
・藻から燃料を取り出す方法が注目されている。
・トウモロコシから燃料を取り出す方法も有用。(ブラジル)
・ただしトウモロコシだと栽培面積が膨大のため日本では無理。
・森林(間伐材等からチップを作る)等から取り出した燃料を火力発電に利用する方法もある。

 

現時点では、コストの問題があり、簡単には代用にはならないが効率が良いプラントが出来れば、将来性は高い。

 

・ブラジルではすでに、トウモロコシから取り出した燃料が車のガソリンの代わりとして実用。
・藻から作る燃料は、休耕田を利用。
・生産には水が豊富に必要だが、日本には水源は余裕があるため対応可能。