中国の太陽光発電について

中国の太陽光発電について現状まとめ
・生産状況として工場稼働率(2012年上半期は80%以上)は70%に低下している。
・業績ではなく穏健なキャッシュフローと従業員の働き口を目標としている
・大手メーカーのSuntech Powerでは2万人いた従業員を1万人前後まで減らした
・中小企業の「孚日光伏」「吉陽新能源」「九州方園」も50%削減
・大手メーカー通威も80%以上の人員削減予定
・大手の英利も数百万人の雇用喪失の恐れ
・送電網の不備のため、西部の多くの太陽光発電所では、稼動維持できるのは1週間のうち3〜4日のみ
・送電網整備への補助支給が遅いため、発電所は赤字
・米国で反ダンピング関税が仮決定され、欧州でもダンピング調査が開始されているため、中国政府の「十二・五計画」による国内市場の活性化が状況改善の必要有り
・送電網の未整備による太陽光発電所の稼働率の低さについては、かつて風力発電でも似たような状況だった
・政府が「十二・五計画」の推進とともに送電網の整備推進にどう取り組んでいくのかが国内太陽電池メーカーの業績にも大きな影響を及ぼす。
・日本・中国間での反発感情の高まりが、固定価格買取制度で盛り上がりを見せている
日本市場に比べて、同市場に進出している中国メーカーの業績に影響を及ぼすと予想される。

 

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